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結局は手持ちのカードで勝負するしかない

結局は手持ちのカードで勝負するしかない

子供時代、人は平等だと教えられる。すぐにそれは幻想に過ぎないことに気づかされる。

人は、よくも悪くも皆違っている。長所もあれば短所もある。ある人がいとも簡単にすることが、ある人にとってはひどく難しい場合もある。逆もあり、それが個性である。

ひとりひとり違っていれば平等にはなり得ない。

容姿が美しい、頭の回転が速い、運動神経が良い、性格がいい、家柄が良い、センスがある、何かしらの才能がある等、強いカードを何枚を持って生まれてくる人もいれば、手持ちのカードが少なく、カード自体も弱いものしか持っていない人もいる。弱いカードを努力によって強いカードに変えることも可能だが、それは容易ではなく、容姿など努力だけでは、どうにもできないカードもある。

どんなに他人が持っているカードをうらやんだとしても、カードを取り換えることはできない。努力を否定しているわけではない。努力によってカードを強くできる人は幸いである。

ある人から「あなたは完璧主義者」だと言われたことがある。「完璧主義者にも色々あって、あなたの場合はそれが青天井で際限がない」とも。

そうだろうか。私は物事を完璧に行ないたいのではない。ただ普通にしたいだけなのだ。

でも、普通にしたいと願うことは、能力の低い私にとってはとてつもなくハードルが高いことなのだ。常にプレッシャーやストレスと戦って、無理に無理を重ねて、やり切れなくなって投げ出してしまっている。

そして「普通」ということも、私の中にしかないやっかいな思い込みだ。

私は、私だ。

どんなに願っても違う人間にはなれない。自分以外の何物かになろうとするときが一番苦しい。

貧弱なカードしか持っていなくても、自暴自棄にならず、そんな自分を受け入れ、結局は手持ちのカードで勝負していくしかないのだ。




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