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今から約5年前の16歳の時に母親を自死で失いました

今から約5年前の16歳の時に母親を自死で失いました

<2016.11.9>

(「みんなの生きづらさ」/投稿者: Sin. さん)

ネットサーフィンをしていて何かのご縁でこのサイトに辿り着きました。

生き辛いと感じる理由として、私は自死遺族です。

今から約5年前の16歳の時に母親を自死で失いました。当時私は高校生でしたが、実は中学生の時から家庭環境に悩んでいて不登校気味でした。父親はとうの昔に離婚していておらずに、母も早くに自殺で失い、幼い頃から親の顔色を伺いながら生きていたと思います。

母が死んでから、私は生きる気力の全てを失い高校も辞めて、5年もの間引き篭もっていました。
自暴自棄に陥り、ただ自分を責め続けた結果、自律神経のバランスが崩れ、今年に入って難病と呼ばれる自己免疫疾患(バセドウ病)を患いました。

他にもほぼ寝たきりの様な滅茶苦茶な生活をしていたので、ヘルニアを始めとする神経痛など色々な疾患を持っています。
今は投薬治療を続けていますが、日々慢性的な体の悩みは尽きる事がありません。

禁煙禁酒もし、考え方や、生活習慣を見直しつつ、治療院も幾つも探しては、様々な方法からのアプローチを続けています。
でも、病院を幾つもはしごして…家族のお金を浪費して、毎日色んな症状に悩まされて…正直、もう、疲れ果てました。

最近はよく、様々な本を読んで生と死の概念について、色々と思考する事が多いです。

金銭的に裕福な家庭とは言い難いので、自立出来るまで生きて行く上で、国からの援助などの申請も考えています。
出来る事から少しずつ前に進む他に道は無いと思うのですが、私の周囲には真の理解者など誰も居ないのです。

この広い世界で、自分一人だけで生きている気分です。
自分が一体何の為にまだ生きているのか、この世界に生かされているのか分かりません。分かる人が居るならば、是非とも教えて欲しいものです。

気休めの言葉も、憐れみの言葉も要りません。誰にも理解など求めません。そもそも理解など出来やしませんよね、所詮他人ですから。

これが大まかですが、私の抱えている生き辛さです。
それと同時に、生きている意味でもあります。

無条件に自分を愛するというのは、本当に難しいものだと日々感じている、ある21歳のしがない物語です。

私や私の周囲の方の人生が、この先少しでも生き易い、幸福に満ちたものであることを願って止みません。

ここまで最後まで読んで頂いた方、心からお礼を申し上げます。
なんとも生き辛い人生ですが、それでも私はこの先も生きていきたい。




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人と関わることががうまくできません。メンタルが弱くて、打たれ弱くてすぐにへこんだり、体力がなくて人と同じようにできなかったり、他の人が楽しいと感じることが苦痛だったり…生きづらさを抱えながら毎日を過ごしています。普通の人と同じようには生きられないけれど、それでもどうにか、生きています。そんな日常を綴っていきます。


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