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文化祭も修学旅行も体験しないまま、学生生活は終わりを告げました

文化祭も修学旅行も体験しないまま、学生生活は終わりを告げました

(「みんなの生きづらさ」/投稿者:香奈 さん)

不登校時代から抜け出せません。

中学校1年生の時不登校になり、ほとんどの時間を家で過ごす日々を送りました。
その後通信制の高校に行きましたが、アルバイトはしたりしなかったりで、今はひきこもりの状態です。

今、切実に、学校に行けばよかったと後悔しています。
不登校だった頃は、学校の厳しい規則にも、クラス内のいじめにも、何もかもに嫌気がさしていて、「何でみんな学校に行くのかな?」と疑問に感じていました。
それまではあまり知らない人にも自分から話しかけられていたのに、学校に行かなくなって2年が経った頃には、すっかり人とのコミュニケーションが怖くなって、人と話すのもままならなくなっていました。
文化祭も修学旅行も体験しないまま、学生生活は終わりを告げました。

街を歩いても、目につくのは制服を着た学生ばかりです。
友達と楽しそうに話したり、笑ったりして、本当にうらやましいです。
学校に行っていれば、私にもあんな青春があったのかもしれない、今より楽しい未来があったかもしれないのかと思うと、自分が選択した現状ながらも、やりきれない気持ちになります。

現在は、家からあまり出ず、無職の状態です。
人に会っても、自分はどう思われるだろうか、相手に不快な思いをさせないだろうかと考えて、怖くなって、家にこもってしまいます。
仕事をしたとしても、学校にろくに行っていなかった自分が、仕事先で受け入れられるのだろうかと不安です。

幼い頃、将来自分は、誰かと結婚して子供を産むんだろうな、となんとなく思っていました。
だけど、友達もいない、彼氏もいない、社会生活も送れていない今、そんな「普通の生活」は、決して「普通」ではないのだと痛感しています。
自分が、誰かと結婚して子供を産むことなど、可能性は0に等しいのだと感じます。




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人と関わることががうまくできません。メンタルが弱くて、打たれ弱くてすぐにへこんだり、体力がなくて人と同じようにできなかったり、他の人が楽しいと感じることが苦痛だったり…生きづらさを抱えながら毎日を過ごしています。普通の人と同じようには生きられないけれど、それでもどうにか、生きています。そんな日常を綴っていきます。


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