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処方された薬はメイラックス

処方された薬はメイラックス

処方された薬は、「メイラックス」という薄いオレンジの錠剤だった。

2mgのものを、夜寝る前に一錠飲むようにとメンタルクリニックの先生が言う。調剤薬局から貰った説明文には、次のような薬の働きや注意事項が書かれていた。

・心と体の調子を良くする薬です。

・不安や緊張を取り除く薬です。

・アルコール類は、薬の作用を強めることがありますので、避けて下さい。

・眠気を催したり注意力・集中力・反射運動能力等が低下することがありますので、車の運転や危険の伴う機会の操作等は控えて下さい。

・主な副作用は、眠気、ふらつき、めまい、頭がボーッとする、口渇、発疹、倦怠感等です。

・緑内障の方は病態によっては服用できないことがありますので、主治医もしくは薬剤師に申し出て下さい。

・室温で保管して下さい。

薬は本当に小さな錠剤で、こんな小さな薬で、本当に何かが変わるのかという印象を持った。渡された量は、14日分、2週間経てば、また診察を受けなくてはならない。

Wikipediaで調べると、「メイラックス」は、ベンゾジアゼピン系の緩和精神安定剤、抗不安薬の一種で、特徴としては、ベンゾジアゼピン系の中では特に作用時間が長く、作用もやや強い。血中半減期は60~300時間の「超長時間作用型」であり、依存性や禁断症状が少ないとある。適応となる主な病気には、心身症や神経症などにおける不安、緊張、抑うつなどの精神症状のほか、それに伴う身体症候(緊張型頭痛、頚椎症、高血圧、肩こり、動悸など)。ほかパニック障害やうつ病、自律神経失調症、睡眠障害など。精神科以外でも内科などでしばしば使われる、と書かれている。

他のネットで調べても、「メイラックス」は、効き目が穏やかな分、即効性のある短時間作用型の薬より依存や禁断症状が少ないということがわかる。もちろん、断薬の際の離脱症状が全くないわけではないらしい。

薬の効果や副作用、依存のリスク、離脱症状…気にならないと言えば嘘になる。でも、そのときは藁にもすがる思いだった。とにかく今の症状が少しでも落ち着いてくれればいい。最低限、会社にさえ行けるようになればいい。こうして、「メイラックス」との付き合いが始まったのだ。




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