生きづらい。
それでも生きていく

今日辞めるか明日辞めるか？

もう毎日会社に通うことが苦痛でしかなくなっていた。

普通でないことを隠すことができなくなっていた。作り笑いができない。出来そこないの作り笑いをやめようと思っても、ずっとそれで通してきたので、やめかたもわからない。

たわいもない同僚との話や上司への簡単な報告も、とてつもない緊張感を伴うようになっていた。
状況は、今日辞めるか明日辞めるかというところまで逼迫していて、自分の力ではもうどうすることもできない。

「もう辞めさせて戴きたいんです。」
その言葉をどうにか飲み込んで、目の前の仕事に集中しようとするが、うまくいかない。

精神の消耗がひどく、疲れ切ってきた。
家族に相談しても「じゃ辞めれば」というそっけない返事が返ってくるだけ。
具体的な症状については、相談できないから、職場に不満がある程度に思っていたのかもしれない。

辞めても、生活のことを考えればまたどこかへ勤めなければならない。今の職場に不満があるなら、少し休んで別のところへ就職すればいい。
でも、これは職場の問題ではなく、自分自身の問題なのだ。

別の職場へ行っても、また同じ問題が噴出する。

以前、少しだけ心療内科へ通っていたことがあった。内科と併設されているようなところだから、比較的敷居は低い。ただ結論からいうと、そのときは薬も効かず、私自身薬を飲むことに抵抗があって、何の解決にもならなかった。在宅の仕事をしているときで、今のように問題が大きくなりすぎることもなかったので、数回通って行くのをやめた。この心療内科については、「内科に心療内科が併設されているクリニックへ行く」を参照してほしい。

心療内科では難しかったけど、カウンセリング、精神科と言ったところなら、何か解決策が見いだせるかもしれない。
薬も飲むことに抵抗がある、でももうそんなことは言っていられない。

今日辞めるか、明日辞めるかというところまで来ているのだ。
カウンセリングか精神科へ行って、それから辞めるかどうかの結論を出すことにした。