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ヒプノセラピー体験、その後

ヒプノセラピー体験、その後

ヒプノセラピーを受けて、過去生(過去世・前世)ではなく赤いカエルが出てきたのが、面白いといえば面白いし残念といえば残念だった。

もう少しドラマチックな世界がありありと展開したり、その世界に生きた人間でなければ知り得ない情報が出てくるのを少し期待していた。

なんでこんなビジョンなのかとも思うが、メッセージを伝えやすい形で出てきたのかと思う。

結局、潜在意識からの言葉は自分が言っているので、どこか頼りない。自分がただ想像したことを話しているだけのようにも思える。

リーディングなら、スピリチュアルカウンセラーの先生がアカシックレコードにアクセスしたり、チャネリングをして情報を伝えてくれるので、重みがある。先生の言葉に重みがあるということは、裏を返せば自分を信用していないということかもしれない。
あまり期待しすぎると肩透かしを食らう。

ワイス博士の『前世療法』を読んだ頃の自分なら、結構がっかりしたと思う。ただ今は、ヒプノを受けても全然ビジョンを見られなかったという話も見聞きしているので、 そこまで期待はしていなかった。
前はソウルメイトという言葉にも、前世で生き別れた恋人が今生で再び出会い愛を成就させるというように、ロマンチックなイメージを抱いていた。ソウルメイトが誰かということが重要事項だったこともあるが、今は、魂のつながりを持つ人、魂の成長や霊的進化の為に学び合う人やグループで、時には魂の学びの為に、嫌な人間として登場することもある、くらいな感じでとらえている。

セッション中に出てきたカエルの仲間は、自分の家族のようだった。ソウルメイトなのだろう。

それほどの感情の高ぶりは感じられず、こんなものかなと思った。別段自分が変わったようには感じられなかった。

ただ、数日してふと自分が希望を持ち始めていることに気が付く。
希望とは会社を辞められるんじゃないかという希望。現時点で裏付けは何もない、状況も動いていない、生きづらさも依然あるのに、突然わいた希望。

辞めても生活できないとずっと絶望していたのに、考えが急にシフトした。
色々あってもそれをやり遂げるパワーや知恵を既に持っているというメッセージはあったが、頼りない自分の言葉に説得されたとは思えない。
頭が理解したのではなく、何かが…魂(?)が、理解したのか。

辞めても生活できる方法を探そうとしている。
ネガティブな感情にフォーカスするいつもの思い癖がリセットされて、明るい面を見ようとしている自分がいる。

この希望の光がいつまで続くかわからないけれど、しばらく静観しようと思う。




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