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facebookをやめたいけどやめられない。だから最速で駆け抜けることにした

facebookをやめたいけどやめられない。だから最速で駆け抜けることにした


facebookに疲れた。ずっと前から疲れている。もうやめたい。

TOYOTA の車のCMでバットマンが「他人の人生に立ち止まって、いいねなんて言ってる場合じゃない」 と言っているのを聞くと、私の気持ちを代弁してくれていつもありがとうと思う。

じゃ、どうしてやっているかというと、「宣伝になるからやろう」という会社の同調圧力に負けたから。

ミクシィはその危険な匂いを察知しうまくかわすことができたが、そんな事情でfacebookは避けられなかった。

一応会社では、コミュニケーション取るのはさほどうまくないけど、とりあえず社会生活を送れるほどにはコミュニケーションスキルあります風を装って、まあ大して成功していないのだが、一応その前提の下に会社にいる非リア充の人間にとっては、本当に荷が重い。

今もだけど、facebookシステムがよくわかってなかったから、リア充の人の「やってみると楽しいよ」という言葉に乗せられてしまった。

自己顕示欲、承認欲求を少し刺激してやれば、ユーザーがユーザーを呼ぶシステム。
試しにやっていると、ツールに絡め捕られる。

ビジネスや宣伝には適したツールだと思うし、勧めてくれるリア充の人に非はない。
実際、彼らはそこで人脈を広げ、コミューニケーションを楽しみ、私生活に「いいね」をしてもらうことで、満足感を得ている。

そこから逸脱してしまう自分が悪い。

リアルな人間関係でさえ構築できない人間が、リアルと非リアルが交錯する、こんな複雑なツールを使いこなせるわけがない。
彼らがやすやすと越えられること、むしろ楽しいと感じることが少しも楽しくない。

会社にいるとき、家族といるとき、友達といるとき、ネットのとき…様々のシーンで色んな自分を演じ分けている。
それは嘘や欺瞞ではなく社会性ってことなんだと思う。

誰に向けても大丈夫な投稿ってなんだろう。

「場」の論理を保つ為に、逸脱しないことに神経をすり減らし、立ち位置を一生懸命探して、どうにかその場に踏みとどまる努力ができるのも「場」がひとつのときだけだ。
オールマイティに対応できる、見せてもいい自分ってどこにいるんだろう。

お洒落なスポットへ行って綺麗な写真を撮って、仲間と食事に行って笑いながら自撮して、どこのカフェの何とか美味しいとか、買った雑貨が可愛いとか、どれも何一つやりたくない。
そもそもできない。

私に言えることなんか何もない。そして、誰も求めてなんかいない。

数増しの為だけに、私生活を偽造しなくてはならない面倒臭さがたまらない。

リスト分けすればいいのかもしれない。でもfacebookにログインするのも億劫だ。

そんなわけで、たまに更新されるタイムラインは、ペットの写真や為になる話なんかのシェアになる。ありきたりで当たり障りのない投稿。

「本当はfacebookなんかやりたくないんだ」

リア充の人の投稿なんて見たくないっている人も結構いるんじゃないかと思う。

ひとつひとつの投稿は微笑ましいものだったりするのだが、それを束で、プライベートを削って毎日見続けなくちゃいけないことに疑問を感じる。

他人の承認欲求に応えるのがしんどい。
見えない分には誰がどこで何をしようとも存在しないも同然の世界に、何故関わらないといけないんだろう。

彼らが嫌いなわけじゃない。ただ知りたくないだけだ。

本当に知らせたいことなら…それくらい親しい間柄なら、facebookを通さないで直接連絡するだろう。それなら喜んで歓迎する。

自動で「いいね!」をつける「どうでもいいね!」というプラグインもあるようだけど、
全部つけるのもうるさいだろうと思うと、それもできない。

今の会社をやめるまではfacebookはやめられそうにない。

だから、facebookを最速で駆け抜けることにした。

いかに早く必要な情報だけを取捨選択し、それなりに親しい人に「いいね!」をクリックして、必要ならコメントを書いて、たまに何かをシェアして、最速でログアウトする。
ゲームのように俊敏に、的確に。感情を入れず機械的にノルマをこなす。

まぁ、やっていることは結局今までと同じなんだけど。

 

Facebook上のいいね!をまとめて一括でクリックする「どうでもいいね!」





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